◉宅録ナレーター実践室BY 朝日 タクト
AIと原稿準備

ナレーション原稿の読み間違いを防ぐ方法

読み間違いを防ぐには、録音を始める前に、迷いそうな箇所を見つけて確認しておくことが大切です。原稿の本文や数字を推測で直さず、確認したことと未確認のことを分けて残します。

1. まず原稿全体を読む

文章の目的と流れをつかみ、固有名詞、略語、専門用語、複数の読みがありそうな漢字、年月日や金額に印を付けます。意味が分からない言葉はその場で読み進めず、要確認として一覧にします。

2. 読みを信頼できる資料で確認する

発注者から提供された資料、公式サイト、辞書など、用途に合った情報源で照合します。人名や地名は同じ漢字でも読みが異なることがあります。情報が見つからなければ、発注者へ確認します。

3. 数字と記号は文脈と指定を見る

数字の読み方、単位、日付、記号の扱いは、原稿や依頼の指定を確認します。読みやすくするためであっても、本文・数字・意味を無断で変更しません。変更指示が必要な場合は、確認を取ってから反映します。

4. 読みメモを作って収録に使う

原稿の該当箇所に読みやアクセントのメモを付け、収録前に一度声に出して確認します。迷いが残る語は未確定と明記し、録音中に勢いで決めないようにします。

AIは候補整理の補助にする

公開可能な練習原稿であれば、AIに読みの候補や確認箇所を洗い出させる方法があります。ただし候補をそのまま正解とせず、公式情報や発注者に照合します。守秘義務や契約に反する原稿を無断で外部サービスに入力しません。

確認結果を残しておけば、録音中に迷う時間を減らせます。最後に、原稿と録音した音声が一致しているかを確認します。

無料5回コース第2回へ → AIと原稿準備のガイド

宅録ナレーター実践室|朝日 タクト